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トヨタ GRスープラ｜経年車へのボディコーティング施工事例

今回ご紹介するのは、トヨタ GRスープラ のボディコーティング施工です。
オーナー様より「全体のツヤをもう一度取り戻したい」とご相談をいただき、お預かりしました。

GRスープラはその流れるようなロングノーズと、力強いフェンダーラインが魅力の一台。
新車時の輝きが戻ると、そのボディラインが一層際立つモデルでもあります。
今回は数年経過した経年車ということもあり、まずは塗装状態のチェックから徹底的に行いました。

入庫時のコンディション

入庫時のスープラは、日常での使用に伴う細かな洗車キズや、ライトで照らすとわかる薄いクスミが全体に広がっている状態でした。
特にボンネットとルーフは、ブラック系カラー特有の曇りが出ており、塗装本来の透明感が少し失われている様子。

それでも研磨次第でしっかり艶が蘇る、ポテンシャルの高い状態でした。

下地処理｜丁寧な洗浄からスタート

まずは洗浄工程から。
細部に入り込んだ砂埃やブレーキダストを徹底的に除去し、塗面を素の状態へ整えていきます。
スープラは立体的なラインが多く、水が溜まりやすい箇所もあるため、細かな部分の拭き上げも慎重に進めました。

研磨工程｜ラインを崩さず、艶を引き出す

研磨では、GRスープラの複雑でダイナミックな面構成を壊さないことが最重要。
塗装の質に合わせ、バフとコンパウンドを都度使い分けながら最小限の負荷で最大限の艶を引き出しました。

ルーフの曇りは段階的な磨きによって透明感が戻り、
ボンネットも深みのある黒がはっきり復活。
照明の映り込みがまるで鏡のようにシャープになるまで丁寧に整えています。

コーティング施工｜スポーツカーにふさわしい艶と保護力を

下地処理で引き出した艶をしっかり守るため、今回は最上級セラミック3層リボルトプロEXコーティングをご選択いただきました。
コーティング後は、スープラのダイナミックなボディがさらに強調され、まるで“濡れたような艶”を維持したまま固めたような仕上がりに。

作業中もスタッフが何度も見返してしまうほど、完成後の存在感は圧巻でした。

ご納車｜晴天の下でいっそう際立つ艶

ご納車当日は気持ちの良い晴天。
陽の光を浴びたスープラは、研磨とコーティングで復活した艶がより一層引き立ち、
ボディラインに沿って光が滑らかに流れていく画がとても美しい状態でした。

オーナー様からも、

「全然違う！ここまで変わるとは思っていませんでした。」

と嬉しいお言葉をいただき、私たちも作業のやりがいを最も感じる瞬間です。

GRスープラは曲線が多く、艶・光沢による変化がとても分かりやすい一台。
今回の施工でも、経年車でもここまで美しく蘇るということを改めて感じさせてくれました。

オーナー様、この度はご依頼いただきありがとうございました。
アフターメンテナンスも引き続きお任せください。

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